テレビ・新聞等でも紹介された「防空壕きくらげ」をご存じですか?P.08には、「防空壕きくらげ」の無料見学会企画が掲載されています。本記事では、見学会の内容や申込方法について、詳しくご案内します。
歴史ある防空壕で育つ「きくらげ」を見に行こう!プリプリの生きくらげ料理も試食できます
川崎市麻生区の栗木住宅街近くの竹林には、戦時中、学童疎開に来ていた子どもたちを守るために旧日本軍によって掘られた防空壕が残っています。さまざまな事情で埋め戻されるケースが多い防空壕ですが、この土地の購入者は、戦争の遺構として残すことを決意されたのだそうです。
現在では、この防空壕の湿度や温度が安定した環境を生かして「きくらげ」の栽培が行われています。輸入品の乾燥きくらげが広く流通する中、国産の生きくらげは貴重な存在です。かつて、命を守るために掘られた防空壕で、滋養に富んだきくらげが育まれる──、静かで力強い再生のかたちに心動かされる方もいるかもしれません。
今回は、が、共済会員とそのご家族を対象に開催する「防空壕きくらげ」の見学会をご紹介します。実際に使われていた防空壕を見学できることで、メディアでも話題の取り組みです。
当日は、お土産として、「おつけもの慶」とのコラボレーション商品「キムチくらげ」が提供されます。また、スタッフが摘み取った新鮮なきくらげを使った料理の試食も予定されていますよ。
防空壕を利用したユニークな栽培の様子を見て、美味しいきくらげをぜひ味わってみて覧ください。
「防空壕きくらげ」見学会の概要
- 開催日時:2025年12月13日(土)10:00~11:00(9:45集合)
- 参加費用:無料
- 利用対象:会員本人と同居の配偶者・親・子
- 対象年齢:中学生以上(小学生は親同伴での参加が必須)
- お土産品:「キムチきくらげ」お1人様1個(中学生以上)※パッケージに変更あり
- 持ち物:マスク、お持ち帰り用バッグ等
当日のタイムスケジュール・開催場所
- 集合時間:午前9時45分
※集合時間に間に合わない場合、見学会に参加できませんので予めご了承ください。
※雨天決行、荒天中止となります。
(催行日当日の天候が著しく悪い場合などは、開催を中止する場合があります。)
- 集合場所:株式会社 熱源〈防空壕きくらげ〉
≪住所≫神奈川県川崎市麻生区栗木227
≪交通≫小田急多摩線「栗平駅」南口より徒歩約9分
※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
申込方法
- 申込締切:2025年11月25日(火)
- 募集人数:20名(最小催行人数10名)※応募者多数の場合は抽選となります。落選者への通知はありません。
- 申込方法:P.15に記載されている下記の方法でお申し込みください。
※お申し込みの際は、4桁の「申込番号」と希望人数、備考欄に「参加者全員の氏名」「年齢」を必ずご記入ください。
「防空壕きくらげ」を見学して、歴史と色の不思議な巡り合わせを体験しませんか
「防空壕きくらげ」は、戦時中に使われた防空壕を活用してきくらげを育てている、全国的にも珍しい取り組みです。ひんやりとした壕内を見学しながら、きくらげの栽培方法やその魅力を学ぶことができます。
戦争終結から80年を経た現在、きくらげをきっかけに、過去と未来、そして平和について少しだけ思いを巡らせてみるのもいいかもしれません。
見て驚き、味わっておいしい、ちょっと特別な体験に出かけてみませんか?
申込の締切は2025年11月25日(火)です。お早めにどうぞ。